痩せようと思ったきっかけ
正直に言うと、「痩せたい!」という明確な理由はありませんでした。
健康診断の結果でもなければ、大事なイベントが迫っていたわけでもない。
ただ、ふとこう思ったんです。
「ダイエットって本当にそんなに難しいの?」

何度も挫折している人たちを見て、「じゃあ、自分も一度ちゃんとやってみよう」と。
それが、私の60日間のダイエットの始まりでした。
ダイエット前の生活と体重
ダイエット前の私は、完全に「動かない・食べすぎる」生活。
- 運動はまったくしない
- 食事は好きなものを好きなだけ
- 夜食も当たり前
- もちろんカロリーなんて気にしない
身長は165cm、体重は70kg。BMI的には軽度の肥満でしたが、危機感はゼロ。
ただ、「体が重い」「階段がきつい」「鏡に映る姿にがっかり」——それは日常的にありました。
計画とポリシー:本能に従うことが鍵
私は「計画通りにやる」のが苦手なタイプ。なので、無理なダイエットは絶対に続かないとわかっていました。
だから最初に決めたことはこの3つだけ:
- 炭水化物を意識して減らす
- 移動はすべて自転車にする
- 心を穏やかに保つ(ストレスを避ける)
そして何より大切にしたのが、自分の本能に従うこと。
食べたいときには食べる。
休みたいときには休む。
罪悪感ではなく、自分への信頼で続ける。
この「ゆるさ」こそが、私にとっては最強のダイエットポリシーでした。

食事編|「ちょっと減らす」がちょうどいい
炭水化物(特にお米)を完全に抜くのではなく、少しだけ減らすことを意識しました。
- 米は茶碗に半分、一握り程度
- おかずはたっぷり食べて満足感を得る
- カロリー計算はしない
- 間食したくなったら濃いめのコーヒー
ある1日の食事例
- 朝食: シリアル
- 昼食: 手作り弁当(ご飯少なめ、おかず多め)
- 夕食: 野菜たっぷりのお鍋(豆腐、鶏むね、きのこなど)
大切なのは、「無理に減らさないこと」。満足感があるからこそ、続けられました。
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運動編|ママチャリでOK!自転車で人生が変わった
ジムにも行かず、筋トレもせず。私がしたのは「移動をすべて自転車に変える」ただそれだけです。
- ママチャリで通勤・買い物・外出
- 坂道も自分のペースでゆっくり登る
- スポーツ自転車でなくてOK!
楽しむ工夫
- 季節の風を感じる
- 新しい道を探して冒険
- 自転車で行くからこそ楽しめるカフェや景色
“運動”ではなく“日常”に組み込むこと。これが無理なく続けるコツでした。
メンタル編|言い訳と妄想がモチベーションの源
ダイエットの大敵は、メンタルの疲れ。
私の対策は、**「自分にうまく言い訳する」ことと、「理想の姿を妄想する」**ことでした。
- 食べすぎた日は「今日はよく動いたから大丈夫!」と自己完結という名の言い訳をする
- 「痩せたらこの服が似合うかも」「旅行に行くならこんな格好をしたい」など想像する
SNSや記録アプリは使わず、人知れずやせることに意味を感じていました。
ただし、家族には宣言しておくことで、少しの理解と協力と自分へのほんの少しのプレッシャーを得られました。
結果と振り返り|見た目も心も軽くなる
結果、60日間で体重は10キロ減少。
- 体が軽くなり、疲れにくくなった
- おかずをしっかり食べていたので栄養不足もなし
- 自転車移動のおかげで筋肉量もUP
メリット
- 代謝が上がる
- 体幹が鍛えられる
- 姿勢が良くなる
デメリット
- 移動時間が少し長くなる
- 汗をかくので荷物(着替えなど)が増える
しかし、自転車生活が習慣化されたことで、リバウンドはほとんどなし。
現在も±2〜3kgの範囲で安定しています。
最後に|「努力」より「習慣」でやせよう
ダイエットに大切なのは、やる気や計画ではなく、ゆるくて自然な“習慣”。
- 「よし、今日から本気で頑張る!」よりも
- 「なんとなく今日は歩こうかな」「ちょっとだけご飯(米)少なめにしようかな」
そんな気持ちの積み重ねで、確実に変わっていけます。
頑張らなくても、ちゃんと痩せられる。
自然に、自分らしく、続けられる。
これから痩せたいと思っている方は、ぜひ「ゆるく習慣にする」ダイエットを試してみてください。
あなたの体も、きっと変わります。


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