柔術を始めた日

柔術ブログ

2020年11月ブラジリアン柔術を始めた。

以前から格闘技には興味があったものの、始めるには少しハードルの高さを感じていたのです。

だって、格闘技って少しいや、大いに怖いイメージがあるじゃないですか。小心者で怖がりで究極にコミュ障なワタクシに格闘技道場の扉を叩くなんて、そらぁ、とてつもない勇気が必要なわけですよ。

そんなワタクシなのでもちろん、年齢がぁとか、仕事がぁとか、キャンプにいきたいしぃとか言い訳のジャンルを多用しまくり結局行かずじまいで過ごしていました。

こんなワタクシの背中を押したのはコロナでした。コロナ禍が始まって1年ほど経過したある日、ワタクシの体に変化が起きました。ズボンが太もも以上進まない。ケツが重い。パンツのゴム痕がくっきりはっきり綺麗な轍に。

そう、中年太りってやつです。

父が昔、少年のワタクシに毎日のように言っていました。ダルイ、すぐ疲れる、寝転がる、ただの肩こりが痛みに進化し、日々腰痛に悩まされる。そして、体が思うように動かせない。

その頃はなんだそりゃ、怠け者が!くらいに思っていたのですが、今ならわかる。遂にこの日が来てしまいました。

身体的オッサン化ですよ。そうなってしまうと、いろんな事に現実をつきつけられ、情熱は削られ、思考は日々のルーティンを望むようになる。人生が冷める。このまま老いさらばえて死を待つのみ。それも悪くはないのか?自分自身への蛙化現象。

これは、ヤバイ!なんとかしてこの冷めきった感情をもう一度揺り動かさねば!そう思ったのでした。

そして、ワタクシは悩みに悩み、遂に道場の扉を叩くことにしたのでした。

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